スケッチ ファイル 8

81 小来川温泉 

思川の支流、黒川を遡ると、小来川(おころがわ)となる。小来川温泉は小来川沿いにある自然温泉で、思川の流域では唯一の自然温泉である。全山紅葉した山と背景に雪をいただいた男体山が優美な姿を見せる。尚、鹿沼と描いてしまったが実際には日光市に属する。行き方は鹿沼市街の北にある御成橋から板荷方面に向かい、板荷を越えてしばらく道なりに行けば小来川に着く。

82 小来川 2

思川の支流、黒川を遡ると、小来川(おころがわ)となる。小来川を遡ると全山紅葉した新谷の集落に行き着く。ここで、小来川沿いの集落は無くなる。ここから、東野峠を越えてゆけば思川のもう一つの支流の行川を渡り今市の中心街に行く。

83 太郎次の滝

粟野川は小さな尾瀬と言われる井戸湿原を水源にして、前日光高原の主峰 横根山からからの豊かな自然を蓄えながら流れ下る。途中には透明な水が急流を下り滝となる。太郎次の滝は粟野川の住家が切れてからしばらくして、急坂の途中、階段を谷下に下る。光と影が水面に映り、静寂の中に滝の音だけが永遠の流れを奏でる。ここの大岩で滝の音に耳を澄ませば時のたつのを忘れる。粟野川は急流を下りながら、やがて粟野町で思川に合流する。 

84 大内宿

思川流域から離れて、会津の大内宿の秋景色。大内宿は江戸時代の宿場町がそのまま残っている。茅葺屋根が両脇に連なり、今にも大名行列が通りそうな雰囲気がある。昔を思いさせる貴重な文化財である。会津街道を会津若松方面に向かい、田島町を過ぎてしばらくすると大内宿に入る旧道がある。若松に向かう近道ができたため、人々から忘れられ、昔のまま取り残された。最近では駐車場やトイレも完備され多くの観光客でにぎわうようになった。民家は手作りの品を売る店になったが皆さん親切でもてなしがうれしい。ソバとトチモチがおいしくて有名。

85 石橋町 グリムの森

冬のグリムの森は誰もいない、静かな中に赤い屋根のグリムの館がある。喫茶店ではコーヒーも飲める。

戻る