過去の独り言 4

(その32)なぜか足利

 足利は ”およぎにゆくべー” のコマーシャルで、ひと昔前は有名になった。最近では、の森高千里の ”渡良瀬橋” がヒット曲となった。いい曲だが、実際の渡良瀬橋は古い鉄橋の、なにも特徴の無い橋である。夕日に映える時はきれいかもしれない。車に乗って、あの橋を渡るときに作ったらしい。あんな古ぼけた、どこにでもある橋を題材にヒット曲をつくる才能には驚く。

 足利は足利尊氏の出身地として、関連した多くの文化遺産が残されている落ち着いた町だ。名所としては、足利氏の菩提寺(ばんな寺)、日本最初の大学として有名な、足利学校がある。足利学校は堀やそれを取り巻く、笹の土塀がきれいに再現されている。このあたりには、しゃれたレストランやケーキ屋さんがあり、家族連れで、あるいは恋人同士で、ゆっくりと散策するのには楽しいところだ。ぜひいってみるといい。足利学校は再建された建物だが、その中では古くからある孔子堂が異彩をはなつ。中国人の観光客もみられる。珍しく殊勝な気持ちになり、参観記念として論語抄を買ってみた。いい言葉がたくさん述べられている。そのうちのいくつかを紹介しよう。いまさらの人もいると思うが・・・・

子曰く、君子は器(き)ならず。

孔子は言った。器(うつわ)は全て、ある目的のために作られる。学徳に優れた人物〔君子〕は、ある一つのことだけの専門であってはならない。

子曰く、之(これ)を知る者は、之を好む者に如(し)かず、之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。

孔子は言った。ある物事について、それを単に知っている者は、それを好む者に及ばない。また、それを好む者も、それを楽しむ者には及ばない。楽しんで行うことが物事を達成するための条件ということか?

今回は硬めのおじさんになってしまった。こういうことも、たまにはあるが・・・・・すぐに感激し、すぐに忘れてしまうのが、いわゆる”おじさん”の特徴なのだ。

(その33) お花見の季節になったね。

 今、どこに行ってもお花見の時期で、春を待ちわびたように、花祭りもいたるところで行われている。おじさんはまた性懲りも無く、盆栽を買ってしまった。最近は蔓性の盆栽に興味を引かれている。花のにおいに引かれて買ったチョウズカズラ、葉がきれいなチリメンカズラ。黒い実がなんともいえないクマヤナギ、白い実が昔を思い出すヤマブドウなど、盆栽になりにくい自然の原種が多くなった。今回はツルウメモドキを買った。ツルウメモドキは雌雄異株で実がならないものもあるので、注意が必要だ。秋の黄色い皮をかぶったオレンジの実は飾っておいてもきれい。買うときは実のなったものを買おう。

 ところで、花木センターで見ていると、男と女で、買う種類がまったくちがうのに気がつく。男の場合は盆栽、庭木などの木が多いが、女性は草花がほとんどで、木類を買う人は非常にまれである。この違いはどこからきているのか。そういえば、花束は、一週間も持たない、切花に、女は何であんなにうれしがるのか?実は、世の中の男どもが想像している以上に、女は花束が好きだ。一度、お金を落としたと思って、確かめるといい。が、花を買ってやりたい人がいるかどうかは、大きな問題だ。草花は切花より寿命は長いがそれでも一シーズンのみで、花が終わると見向きもされない。虫がついたりしたら、まず捨てられるのがおち。

 さくらは特に悲劇だ。花が咲いている一週間は、女性でもその注目度は高い。さくらもち、夜桜、お花見、お団子、と女の好きなキーワードも多い。花が散ったあとは、毛虫の多い木として、まず見向きもされない。女にとはきれいな瞬間だけが最も大事なときなのか。多くの女性にとっては、盆栽を育てる気持ちはわからないだろうな・・・山に行ったらいくらでもあるのに。

 さて、いよいよカウンターが1000に近づいてきました。1000ヒット目の人のプレゼントは写真のエッグカップとしました。スウェーデンの縁起のいい馬の絵と国旗の1ペアーです。卵を載せて、上の殻を割りスプーンで食べます。1000番目の人はご一報ください。送ります(ただし国内のみ)。高さ約6.5cm

(その34) 4月24日の一足早い、東京ダービーは?

闇に生まれた蜃気楼総理もいよいよ年貢の納め時となった。やっぱり9月の任期までは頑張りきれなかったね。やや期待はずれの結果になってしまった。しかし、今度の自民党総裁選ダービーはレースが成立しただけ、まだ、面白い。前回のアメリカンダービーでは見事に僅差での勝利を的中したRIO予想屋としては今回もぜひ当てたい。

出走場と寸評

1枠 ハシノポマード 騎手(野中) 予想配当 1230円

またの名を”ムカシノナマエデデテイマス” 本命ながら人気うす。2度目の総理に、いやいやながらに見せながら、実はやるき十分。かっこつけても総理に向かないよ。でも本命は堅い。応援団には建設、周便局長会など、有力既得権益保護団体。

2枠 ポストバスター 騎手(マキコ)     予想配当 3670円

郵便局の天敵。一般の人気はあるが、専門家の評価は低い。変人と言われながら本人は革のと理解している幸せな人。ハシノポマードよりも、若くていいか?との次善の策で大穴あり。真紀子のハッパで ”男なら、立たせてみせよう”と。3度目の正直になるか。

3枠 カメノオオゴエ (騎手希望者なし) 予想配当 13400円

恫喝する、大声は警察官僚上がりまるだし。広島のいなか出身の人は、えらくなりたい症候群だね。三位ねらいで、決選投票のキャスティングボードをにぎる。政調会長留任ねらい。政策は”何でもありの無節操”が最大の特徴。

4枠 アッソー! (騎手 無名)      予想配当 54680円

血統のよさと経済通で評価は高いが弱小派閥で可能性なし。今回は話題つくりで十分に元を取るだろう。次期、財務大臣を狙う。

レース予想

ハシノポマードが大派閥の応援で一歩リード、先行逃げ切りを狙う。一馬身差ではポストバスターが追いかかる展開。ポストバスターには有力騎手(マキコ)が騎乗。がんばらなきゃ男でないと張り切るが気合先行で息切れも。マキコの鞭でどこまで伸びるか。カメノオオゴエはやや遅れてついてきている。優勝のねらい目はもともと無いので気楽。と、いうわけでハシノポマードでガチガチのデキレースとなるかな・・。大穴が出るようなら日本の政治も少しは変わるか?

(その35) 関東無敬語地帯

 いよいよ、つぎの日本丸の船長さんが決まる、東京ダービーの週となってきた。おじさん予想屋があたるかどうか、楽しみだが八百長レースは見たくない。本命がこけそうな状況だが最後まで見てみよう。

 ところで、総裁レースには残念ながら栃木県人は出てこない。渡辺美智雄氏が体調不良でこけなければ唯一の総理大臣の可能性があったが。栃木県から有力政治家が出ないのは、どうも栃木県の地域性というか、県民性があるらしい。祖父江孝男氏の”県民性の人間学”によれば栃木県(一部は茨城県ともラップする)は日本で最も敬語の未発達の地域で”関東無敬語地帯”と呼ばれているらしい。江戸時代を通して、多くは天領かあるいは小藩分立で、えらい人は代官様くらいだったから、敬語は必要なかったのかもしれない。栃木県人は、一般的に徒党を組むことを好まず、派閥や団結が嫌いであるらしい。このため、団体活動の重要な要素である、上下関係の見極めや敬語が未発達であったのかもしれない。東北や九州出身の人が徒党をくみたがり、同郷であることや県人会活動が活発であることとは対照的である。

 今の政治は派閥の頂点に立ったものが、実力とは関係なしに総理大臣になる、蜃気楼総理大臣システムである。これが続く限り、徒党を組みたがらない、栃木県人は、総理大臣にはなれないことになる。『それでも、まあーいいか・・・』と納得してしまうのもまた栃木の県民性か。

(その36)おかげさまで1000ヒット達成!!

 皆様のおかげで9ヶ月にして、当面の目標の1000ヒット達成しました。ありがとうございます。

 ところで、1000ヒット目の人には豪華な粗品(?)なプレゼントを用意していましたが、残念ながら、申し込みがありませんでした。次回1111番目の人に繰り延べします。1111は昔やった草野球の背番号が11で(巨人の斎藤と同じ)、この数字が好きな数字のため。ただし、ほとんどはベンチウオーマーだったけど。ぜひ、1111番のひとは応募ください。

 東京ダービーは本命が敗れ、対抗馬のポストバスターの圧勝となった。勝因はマキコ騎手の手綱さばきが大きかったし、また、時代の流れを読みきれなかった本命馬がそうさせたのか。ともかく、なんかの期待を抱かせてくれる東京ダービーの結果にやや満足。前回の加藤の乱で期待を裏切られた人たちにとってはうれしい結果となった。しかし、加藤の乱がなければ、また、あのときに加藤さんが途中でこけなければ、この結果にもならなかっただろうし、加藤さんも本当にいい人だけど、流れを読めない人というか不運の人だね。

(その37)連休も終わったね。

 長かった連休も終わり、連休明けは今一つ調子が出ないのはおじさんだけか?連休が終わらなければいいなと思っていたが、連休が終わら明けなければ毎日休みで、これじゃ失業中。連休が終わることが幸せと思わなければ、と無理に納得させている。それとも五月病かな?今週は筆が進まず終わり。

 (その38)おじさんの復活は一人の応援

 どうも気合が入らず一ヶ月の休みを取ってしまったおじさんの独り言。やっとのことでこのホームページを見つけてくれたという、”コーヒーの木を枯らした人”からのうれしいメールをもらって、また”がんばらなくちゃ”と気合を入れなおす。実はおじさんもコーヒーの木を枯らしてしまった。1000人目と1111番目の人からのメールが無く、なんとなく気合が抜けていたが、うれしい一言でまた気分を入れなおす、RIOおじさんはなんて単純なんだろう。

 ところで、先週はサッカーの全日本の試合で楽しませてもらった。日本もうまく強くなったものだ。サッカーには練習試合のつらい記憶しかなかった、おじさんは今で言う『花のミッドフィルダー』、当時はハーフと呼ばれていた。 ミッドフィルダーは走る距離が長く、背の小さいおじさんでもスピードでカバーできる唯一の場所だった。時にはシュートも打てて、一番しんどいが、一番面白い。今でもテレビを見ながら思わず足が動いてしまうおじさんです。しばらく全日本の試合が無いので、栃木SCの応援で大声を出してストレス解消を図る予定。でも、応援団のいる場所ではほとんど試合は見られない。声を出している間に”あれ入ったの? これじゃ負けちゃう?”

最近、壁の外壁の補修の売り込みが多い。ペイントハウス、何とか塗装などしつこいくらいにパンフレットを置いておかれ、そのあとには必ずしつこい電話がある。このときには”日本がワールドカップで決勝に進んだらやる予定、そのあとにきてください”と答えることにしている。ほとんどの人が”何か関係あるんですか?”と聞いてくる。その際は”あたりまえでしょう、ワールドカップの決勝ですよ!”というと、なんかわからず話が終了してしまう。断るにはいい。でも本当に決勝に行きそうな雰囲気の全日本の強さで、来年は”うれしいけど困ったな?”になってほしい。

(そん39) 純ちゃんマキちゃんがいい

 小泉さんの人気はすごい、支持率が90%もあるのは何か異常事態との気がする。ライオンハートのメールマガジンが170万通の申込があった。おじさんもその中の一人だが。内容はいまいちで、自慢じゃないが(自慢しているか?) RIOのホームページの方が面白いと思うよ。もっとしっかり気合を入れてやってほしい。なんと言っても170万人が読んでいるのだから。このままじゃ期待倒れだ。忙しいからたいへんだね。

 最近の国会は敵か見方かわからない。純ちゃんには野党が応援し、与党が白けている。特に、マキちゃんへ質問した鈴木宗男氏はまるで外務省の役人の怨念を晴らしているようだ、まるで与党とは思えない。しかし、マキちゃんみたいな上司がきた外務省の幹部連中も大変だろう。多分心休まるときが無い。同じサラリーマンとしてはご愁傷様といいたい。今までいい思いをしてきたのだから、当然といえば当然だが。マキちゃんも親父さんの影響から早く脱却しなければだめだね。所詮、親父は越えられないのはわかっているはずなのに。

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