過去の独り言 6

(その50)パソコンが壊れている間に世界は 010923

 パソコンが修理中の三週間の間に世界は大きく変わってしまった。ニューヨークの摩天楼が一瞬のうちになくなってしまうし、株価は大きく値を下げた。あの大きなジェット旅客機がビルに吸い込まれて爆発、またそれがテレビで生中継され、世界中の人が見ていた。考えればあの時間はアメリカでは朝の九時だが日本では夜11時、ヨーロッパでは昼の4時、中近東では夕方6時ごろと、真夜中のハワイを除けばほぼ世界中が起きている時間で、もっともテレビ効果のある時間だった。まさかこの効果の大きい時間をねらって実行したとは思えないが・・・。

 世界貿易センタービルには数年前に訪問した。厳重な警戒で荷物は持ち込めず、飛行機に乗る前と同じような探査ゲートを通過しなければならない。敏感すぎて財布の中身が反応して往生したことを覚えている。最上階の展望台は”Top Of The World”と呼ばれここからの眺めは、マンハッタンのビル群と自由の女神、たて横に走る道路と斜めに横切るブロードウエイが印象的だった。あの大きなビルが一瞬に崩壊し、多くの人がなくなってしまった。わずかに残ったビルの骨組みを見ると広島の原爆ドーム見たときのように背筋が寒くなる景色だ。このような悲劇的なテロが二度と起きないことを祈ることしかない。

(その51)それは2000年前から始まった? 010929

 それは2000年前のユダヤ人の追放からはじまった。3000年前に今のイスラエルに栄えたユダヤの国ソロモン帝国はアジア、ヨーロッパ、アフリカの中間点として東西交易の中心であった。 ソロモン帝国はその地政学的位置から、たびたび東西に勃興した強国に攻められ、 やがて、2000年前のローマ帝国によるユダヤ人のパレスチナからの追放が始まり、ユダヤ人達は住む土地を失いヨーロッパやアフリカに散らばった。それ以降、パレスチナの地は7世紀に黎明期を迎えたイスラムの世界となっていた。中世から始まった十字軍の遠征は聖地エルサレムの奪還と撤退を繰り返し、キリスト教とイスラム教の関係を決定的に悪くした。それ以降、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地エルサレムはパレスチナ人と呼ばれるモスレム(イスラム教徒)が多く住む土地になったのである。ヨーロッパに散らばったユダヤ人たちは中世のヨーロッパ人が卑賤な職業とされた金融業を得意としたが、やがて、金融の力が軍事より優先する近代においては、金融を支配したユダヤ人は迫害の対象となった。共産主義、ナチスによる迫害は極端であったが、ヨーロッパに嫌われたユダヤ人は、はるか昔の故郷の地、エルサレムを目指して再び集合し、新しいユダヤの国イスラエルを建国した。

 ここで問題となるのはそれまでここに住み着いていたパレスチナ人たちで、彼らは永く住んでいた土地にユダヤ人達がもっどてきて、2000年前には自分の土地だとして、徐々に追い出されてしまったことだ。建国時のイスラエルは不自然なくらいに細くくねくねとした回廊のような国土であったが、アメリカによる後押しで数度の中東戦争を勝ち抜いたイスラエルは占領地を国土として広げていった。パレスチナの土地を通してユダヤ教、キリスト教、イスラム教が2000年以上にわたり抗争をしつづけている。この抗争は宗教という心の問題と、土地という生活の問題が絡み合い、問題をより複雑化している。

前書きが長くなったが、ところでそれはなんだったのか?

 今回のニューヨークのテロ事件を考えると、単なるイスラム原理主義の反アメリカテロという問題よりやはり、長い間のユダヤ−キリスト−イスラム教の、親戚のような宗教同士の抗争が影響しているのではないかと思われる。ニューヨークといえばマンハッタン、マンハッタンといえば世界の金融の中心、金融といえばユダヤ資本、その象徴が金融業が多く入っている世界貿易センタビル。と、なんとなくつながりを考えてしまう。どんな歴史的な背景があるにせよ、ないにせよ、関係のない一般人を標的にしたテロは許されないのは基本だ。かれらに自殺テロを教えたのは日本の”神風特攻隊”だとのこともあり、われわれも無関心ではいられない。長い歴史のつながりとして今回の事件を考えると、感慨が深い。

”おじさんの独り言” は悲惨なテロ事件に今週も憂鬱だ。

(その52) どうなっちゃうの 011005

  国会の議論をみていると相変わらず無味乾燥な議論をしつづけているようだ。泥棒が入ってから、縛るための縄をなう。相変わらずの”泥縄”でしか物事を決められないらしい。危険なところには自衛隊は派遣することはできない。医療品と食料は運べるが武器、弾薬は運べない。港までは運べるがその先には運べない。今ごろこんな議論していていいのか。

  厚生省 農林省が”新たな狂牛病はない、安全だ”とのコメントをだし、議員さんたちがわざわざテレビの前で千葉県産のステーキを食べてる。かえって本当に大丈夫かな?と心配になってしまう、どうも疑い深くなっている。今までに、うそがばれるたびに大臣が謝っている構図は何度見たことか。

  電車の中では、いすが空いているのに、床に車座に座って携帯をいじっている女子高校生達。椅子に座って必死に化粧をしている女子高生、さっきから、ずっと鏡を見ながら二駅、三駅、いつまでもやっているのかな。顔が変わったとは思えないのに本人は鏡を見ながら自己陶酔中。どうなるんだろう日本は。この人たちがおじさんたちの厚生年金をはらってくれるとは思えない。おじさんの心配はつきない。

(その53) スペイン通になれるかな?011013

 高橋尚子の世界記録は一週間で塗り替えられてしまった。あんなに感動したのにまったく残念だ。高橋もベルリンマラソンの一週間後のボストンマラソンに参加したかったが監督に説得されて断念したらしい。高橋の根性もすごいね。一週間後にまた42KMも走る気になれないよね、普通じゃ。天才、走ることの天才だね。と、いうわけで、関係はないが、今週はおじさんのスペシャルレシピ、パエリアのRio−Specialを紹介しよう。パエリアはスペインの有名な料理だがRio-Specialはやや日本的味覚の魚貝パエリア。

 まず、アサリ(20個くらい)望ましくはムール貝をよく洗う。次にスープを準備する。スープは水3カップ(600cc)にサフラン(250円分)、鶏がらスープ 1スプーン、XOジャン1/2スプーンをいれて煮立てる。サフランの色で黄色のスープができる。スープはこのまま、さましておく。アサリは鍋に入れ、白ワインか日本酒で酒蒸しにする。これも冷ましておく。

 パエリア鍋(おじさんは蓋つきのすき焼き鍋を使用している)にオリーブオイルをしき、具をのせていためる。具は生だこ切り身(一口サイズに適当量)、剥きえび(適当)、白身魚(タラなど2切れを一口サイズに)、有頭えび(人数分)なければ大き目の甘えびでもよい、を入れいためる。魚の焦げ目がつくくらいに炒める。味のポイントは有頭えびで、えびの頭はぜひ必要。これがないと味がだいぶ落ちる。有頭えびのせわたは抜いておく。せわたはえびの尻尾の背中に切れ目を入れ、二段目の殻の間から楊枝を差込み引き抜く。せわた抜きは残っていると味が落ちるのでぜひやってほしい。いためた具は皿にあげておく。具から出た汁にさらにオリーブオイル(この量が難しい)を追加し、刻みニンニク(二片)をいれて弱火で炒める。ニンニクはできればちょっと高いが青森産を使おう。ここに色付けのためにパプリカを入れる。パプリカはオイルにとけ色合いがよくなる。ニンニクが狐色になったら、強火にして米(2カップ)をいれて炒める。米が透明になってきたらスープと貝の煮汁を入れ、塩、胡椒で味をつける。これが難しい。こくなく薄くなく。隠し味として醤油を少々。ここで一応味見をしておこう。次に炒めた具を米の上に並べ、蓋をし、中火で約15分煮立てる。、米のこげるパチパチ音が出てきたら、水分が足りないか、火が強い。このときはお湯をたして火加減を調整すること。

 15分で米が半にえのような感じとなる。開いた貝を上に並べ、蓋をし10分間蒸らすとおいしいパエリアの出来上がり。冷えたミネラルウオターか白ワインを飲みながら優雅にパエリヤを食べよう。このレシピは3人分なので一人身の人は二人の友達を招待しよう。

これで、おいしいパエリアができれば、あなたはスペイン通だ。 毎回味が違うのはどうしてだろう?

(その54) おじさんの法則?(ぱーと1) 011031

(ぱーと1) 男女が引き合う力はおじさんの法則に従う?

 ニュートンの法則は互いに引き合う力で、男女の恋愛の引力とも合い通じるものがある。この法則はご存知のように、引力はお互いの質量の積に比例し、距離の二乗に反比例する。お互いの愛情(つまり質量)と距離の関係で表わせる。一方の愛情が大きくても、片方が小さい場合、引力はあまり大きくならない。距離が大きくなると、会える回数は少なくなり、結果的に引力の強さは弱まる。片方の引力が極端に強い場合は、小さいほうは大きいほうに飲み込まれ、永久に脱出できないいわゆるブラックホール状態となる。(Rio1の法則)

 この法則からは、愛情の強さよりむしろお互いの距離のほうが、男女の引きあう力には影響力が大きいことを示している。しかし、ここまでは結婚するまでの一般的な男女の関係法則で、いわゆる結婚に至る確立と考えてもよい。しかし、結婚後はその距離は一定となり、常に一定距離となる。このために、結婚後は、ニュートンの法則から離れ、経過年数が重要なファクターとなる。これは、いわゆる、”おじさんの法則(Rio2の法則)”といい、下式で表せる。

引力=(初期の強さ)×α係数÷(経過年数)

ただし、α係数は容姿(ふとる、はげる、ふけるなど)と態度からなる係数で、結婚時を1とする。この値は常に1以下となる。

 つまり、この式からは

(1)引力は経過年数とともに急激に低下する。1年経過後を1とすると、結婚式に無限大、2年後に1/4、10年後には1/100、以降、引力は限りなく0に近づく。

(2)初期の強さは大きな要素ではなく経過年数が大きく影響する。

(3)α係数は10年経過までは影響があるがこれ以降は無視できる。どうでもいい係数となる。

この法則があたらないようがんばろう。でも逃れるのはなかなか難しいRio1の法則なのだ。

(その55)おじさんの法則(ぱーと2) 011111 

   口紅とネクタイの法則は 

 口紅とネクタイ、この間には関連がなさそうで、実は大きな一致点があるらしい。ある人によれば男のネクタイと女の口紅はうそをついても許される、あるいはうそをつくための道具だといっている。ネクタイはフォーマルな形態で、仕事を通して使用される事が多い。首が縛られている証拠としては、外から見ても明確である。ネクタイを締めた発言と行動には、裏に多くの縛りがあることをしめしている。そういえば、政治家のほとんどはネクタイを締めて会見しており、うそがばれても何度も平然としていられるのはネクタイをしているせいだろう。国会もノーネクタイで議会を開催すればよくなるかもしれないね。そういえばどこかの田舎町の議会ではノーネクタイでの議会があるそうだが効果はどうだろうか。明らかにこの説は正しそうである。

 で、口紅はどうだろう。うそをつく相手は男に限らない。口紅をつけていないのはお風呂と寝る時のみ、このときならばうそをつく必要はない。個人的には女性はまったくうそをつくことが天才的にうまい。特にだれかは、意識していない。一般的傾向としてそう感じるのはおじさんだけか? うそをつく理由に事欠かないし、うそをついてもうそをついているとの意識がない。口紅つけて化粧をすると、仮面をかぶっているような感覚になるのか。何事も自分で確かめないと気がすまないおじさんさんとしては、ぜひ、一度確かめてみる必要がありそうだ。かの、いまバッシングを受けている外務大臣もまったく、まえと違うことをいっても平然としていられるし、本人もまったく意識していないから、これはうそを言ったことに当てはまらない。そのときに正しいことが正しいのだ。この部分ではおじさんと共通点があるので、応援したい。小さなうそにはがまんして大きな目でみていよう。口紅うそつき論は論理的でないが、正しそうだ。どなたか反論あればご意見を!

(その56) 50+1歳 011118

 かの有名な、諸葛孔明は広大な中国を安定させるため、”国家三分割の計”を用いて、戦乱の続く、広大な中国を魏、呉、蜀の三国に分割し、互いの牽制によって安定させることを目指した。自らは劉備元徳を王とし蜀を起こし、三カ国の、いわゆる三すくみの安定をねらう戦略を立てた。(三国志) 2000年も前の、日本では掘っ立て小屋のころのこととは思えないね。 ところで、同じ三分割でも、松下幸之助は”人生三分割の計”を提案している。”三分割の計”が同じだけで特に関連はない。”人生三分割の計”とは人生を三分割して考えることだ。人生を平均年齢の75歳とすれば、最初の25年は”社会に育てられる25年”。自分で育ったようなことをいっている若者も、親に育てられ、学校では社会の援助をもらいながら育っている。いわゆる、生産活動とは直接つながらない”養われている世代”と言ってもよいだろう。25から50歳は”現在の社会を担う、大変な25年”、つまり、子育てや、生産活動を通して”社会に貢献する世代”。一番重要なことは次の世代を育ててゆくことだろう。”生産活動世代”といってもいいだろう。ここで生産される資源が、次の世代や、生産世代を一応おえた、”たそがれ世代”を支えることになる。大変だがそれができる世代である。50を過ぎたたそがれ世代は”自分のために生きる25年”で、将来や社会を考えず自分のために生きればよいということだが、それだけではすまないだろう。これから子育ての人もいるし。昔は人生50年と言われており、50歳をすぎたらおまけの人生と考えればよい。50からは少し早いが、還暦のように”還歳”としたらどうだろうか。50歳は〇歳とし、再スタート切れば、余分に生きてきた年月がよくわかってよい。ただ、本当の〇歳児と間違えられないよう、年齢欄には50+0と書けばいいか・・・。どうも、今週は現実離れしてきたらしい。50+1歳のおじさんはたそがれをしらない、おまけ年齢1歳の”いつまでも少年おじさん”だ。

(その57) 限りなくリスク”0”を目指す、官僚社会 011125

 以前に、限りなく予算の残金0円を目指す官僚のすごさを話した。(その28 限りなく予算0をめざせ) 今、田中真紀子大臣が外務省の官僚との戦いで劣勢に立たされている。官僚と戦うのは田中真紀子でなくても、普通の政治家では、簡単にいうことは聞かない。その理由は@ 官僚は頭がいい。実にいろいろなことを考えているがその基本には自分あるいは所属する組織のリスクを”限りなく0”に近づけるためのロジックを考えている。このロジックを論理的に破るのは難しい(いわゆる、正論であるため)。A 選挙がないため、余計な労力が不要で、最も重要なことはリスクを犯さないことに集中できる。政治家は、選挙民の実情をいやというほど知っているため、主に感覚的な判断を重視し、リスクを犯さなければならないことも実体験として持っている。通常この感覚は、正しいとしても、官僚のロジックに打ち勝つ説明ができない。なぜなら、それはファジーなものであるから。

 以前、日産の海外会社に勤めていたことのある、外国人に聞いてみた。”日産は実に官僚的な会社でしょう?” 彼の答えは”まったくそのとおり”とのことであった。日本の本社だけでなく、海外会社においても、当時の日産は実に官僚的で、先に説明した”限りなく自分のリスク0”を目指した会社であった。だれも責任を持って決定せず、何も決まらない会社であったらしい。その後、日産は、今までの人にとっては革命に近い、外資の導入とゴーンさんの登場で劇的に変わらざるをえず、大きな赤字会社が瞬く間に黒字になってしまった。基本的には優秀な技術が基礎にあったのだろうが、官僚的な考え方を変革したことが大きいと思われる。今、多くの会社が官僚的な運営から脱却できないでいる。なぜなら、一度、この官僚体制に浸ってしまうと実に楽であるからである。とにかく自分の”リスク0”だけを行えばいいのだから。リスクを犯すことはだれもしたくないし、できればそんなことは逃れたい。決めたことだけやっていればよいのだから、考えようによっては、実に楽で、やめられない。とにかく正論を言って実行していれば、それは正しいのだから。”リスクのないところには利益もない”なんて考える必要もない。感覚で論理に勝とうとする必要はない。もともと、無理なのだから。失敗の不安を気にしながら挑戦する必要はなく、慣れてしまえば楽である。官僚は収入が税金であるため、とっぱぐりはない。銀行、その他の大会社もこの官僚体制から、なかなか逃れるのは難しい、今もってその本質は変えられないでいる。

 小泉総理も自民党内部からの変革を意図しているが、族議員と官僚の抵抗でなにも変えられずにいる。本当に変革したいのなら自民党の既得権益団体と、そこからのお金で当選する議員を排除しないと無理だろう。つまり、そためには、自民党の中にいては無理だろし、革命に近い大きなエネルギーが必要である。会社の場合は倒産などの劇的な変化か、外資の導入などの外的な変化がない限り難しい。なぜなら、今までの体制で成功してきた人たちが指導者でいるのだから。

 何もできないでいる、おじさん達は、憂いをわすれよう。

(その58) 秋の夜長は焼酎を飲みながら、オスとメスを考えよう。 011202

 発泡酒の税金が増やされるらしい。お上の考えることは、税金をいかに取るかばかりだ。消費税や所得税の安い日本としてはやむをえないのかもしれないが、税金はどこに消えてしまうのだろうな。たばこの税金は、旧国鉄の債務の補填に使われているし、安い発泡酒の税金は高くなるし、おじさんの楽しみは常に減らされる運命だ。とりあえず発泡酒一缶と梅干入りのホット焼酎をを飲みながら、秋の夜長には、オスとメスを考えよう。

 オスとメスはどのように定義されるのだろうと。長谷川真理子さんによれば、卵を作るのがメスで精子を作るのがオスらしい。では、なぜ、オスとメスがあるのかといえば、雌雄の遺伝物質を混ぜ合わせ常に新しいタイプの遺伝子を作ることである。花の場合は面白く、花には花粉を放出するオシベと受精し種を作るメシベが同じ花にある。オシベはメシベより早熟で、オシベが花粉を放出後に、メシベが受精ができるようになる。同じ花の花粉がメシベについても受精を拒否できる機能までついている。ところが、ほかの花から受精できない場合は、やむを得ず自家受粉で受精することもできるらしく、子孫を残すためにはなりふりかまわない、自然の強さが窺い知れる。この場合種と果実のできはよくない。このために、多くの果樹栽培では、花粉を蕾から人工的に取り出し、これをメシベに人為的に受精させる作業が行われている。ハウスを使って栽培するイチゴなどはマルハナバチを使って、受粉させる事が多い。いちごの大きさは、種の数が多くなければならず、昆虫の手を借りて大きなイチゴとなる。栃木県は全国一のイチゴ産地。あまくておいしいトチオトメの季節になってきた。

 ところで、卵子と精子の違いは何だろう。卵子の特徴は、全体に大きく、それ自身に養分を持っているため耐久性があり長く生きられる。ただ、大きいために運動スピードが鈍い。一方の精子は小さいために養分がなく、持続力がなく寿命がみじかい。そのかわりに活発な運動スピードをもつ。ある研究者はこれらの組み合わせ、つまり卵と卵、精子と精子、卵と精子の組み合わせ(つまり、持久力とスピードの違い)での交わる確立の違いを計算した人がいる。計算結果では卵子と精子の組み合わせが最も交わる確立が高いとの結果が得られた。持久力だけではだめで、スピードとの組み合わせが最高の結果をもたらす。自然はまったくうまくできているものだと納得しながら、また深い眠りに着く・・・楽しい夢を見ながら・・・・

(その59)2002年は花のカレンダー 011209

 今、2002年のカレンダーを作っている。今年は特におじさんの勤続**周年の年だった。ほんとに長く勤めたものだ、”自分をほめてあげたい”と自分を納得させながら、何か記憶に残るものをと考えて、カレンダーを作りはじめた。カレンダーは今年RIOのホームページの表紙を飾った庭の花のうち、好きな12種を選び、花のカレンダーとした。テーマは” Now ! Bloom Together 2002 ” 明るい来年をめざし、” さあ!一緒に花(華)を咲かそう 2002年 ”の意味。 今日は、プリンターがフル稼働中、やや疲れた様子で調子が悪くなってきた。カラーインクは12個目、なんとか、すべて印刷が終わるまではもってほしいと願っている。せっかくの記念なのでRioのホームページの訪問者にも一部提供しようと思います。希望の人は、次のクイズの答えと住所、郵便番号、氏名(年齢・性別は不要)をメールしてください。正解者が多い場合は抽選(くじびき)で一名さまに郵送します。締め切りは12月10日(月)PM8時までです。なお、抽選結果、内容については公表しません。

クイズ

*リオとはスペイン語で何のことでしょうか

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