おじさんの独り言 ぱーと8
(その70) やっぱり最後は官僚が残る? 020316
外務省の天敵にされてしまった田中真紀子さん。外務大臣から引きずり下ろし、一緒に万歳で迎えられた外務省の影の大臣と呼ばれる鈴木宗男氏も今度は外務省の資料で引きずり落とす。宗男氏は自民党を離党し、ただの議員になってしまった。これで政治生命は終わってしまうだろう。得したのはやっぱり、外務官僚のみだった。ひげのおじさんは相変わらず外務省にいるし、外務省にとっては天敵も影の大臣もいなくなり、願ったりかなったりとはこのことだろう。政治家は官僚には勝てない(その57 限りなくリスク0を目指せ、官僚社会 )でのべたがやはり最後は予想通りになってしまった。残念である。小泉さんがもう少しがんばって真紀子さんを大臣のままやらせてみたら面白かったのに。ぶち壊し屋と思われていた小泉さんでさえもいつのまにか、官僚の枠組みに取り込まれてしまった。頭のいい官僚組織を壊すのは、やっぱり、石原慎太郎や真紀子さんのようなデストロイヤーでないと無理だ。聞き分けのいい官僚出身の大臣ではいつまで待っても無理だろう。デストロイヤーのこの二人、ともにおじさんと同じAB型とは!信じられない。おじさんにもデストロイヤーの素質はあるのかも。しかし、こんなことは他の省庁にも多いことだろう。テレビでは農林水産省の官僚との比較をしていた。司会者も言っていたが、農林水産省の官僚は外務省に比べていかにもドンクサイ感じがしてしまう。省庁による差は会社の差と同じように固有の風土があるのかもしれない。言うだけで責任逃れ、保身に終始する官僚や官僚もどきの旧日本体制をぶち壊す、デストロイヤー達 がんばれ。みんなで応援しよう。
(その71) 今年も桜は咲いた 020323
今年は暖冬で梅が咲いたと思ったら、桃、桜が満開となった。これらがほぼ同時に咲くのは全く珍しい年だ。例年どおり順番を守ってほしかった。花見の季節は長いほうが楽しめるから。家では早くも盆栽のぐみが葉を広げ、真っ赤な花が咲き出した。花の写真の順番待ちが多くなりタイミングがずれてしまう。桜といえば、やはり福島県三春町の枝垂桜(滝桜)が有名である。毎年、開花情報がネットで公開されている。今年はどうだろうか。前に訪れたときは、滝桜の数キロ手前から数珠繋ぎでとうとう行き着けなかった。近くには同じような枝垂桜の大木があり、これで我慢して見てきたことにした。三春町は、梅、桃、桜が同時に咲き、三つの春が同時にくる里として三春と呼ばれている。伊達正宗の奥方の生まれたところとしても有名な城下町である。出かけるのが億劫な人は下記のサイトに桜の情報があるので参考に。
長い冬を乗り切り、葉も無いのに、枝先のすべてに咲く桜(ソメイヨシノ)の生命力はすごいものがある。やっぱり日本の代表だと、桜を見るたびに感動する。個人的には葉が出てから、やや小さめな花をぽつぽつと咲かせる高山性のミネザクラ(富士桜)がいい。ソメイヨシノの絢爛たる花にはどうも圧倒されてしまう。日本の経済も早く冬を越し、満開の桜を期待したいが?
http://www.mainichi.co.jp/life/hobby/sakura/2001visual/0419-01.html
(その72) ”Japan As No.1”は今
いま、サッカー全日本とポーランド戦を待っている。今日はなんと時間のたつのが遅いこと。あと一時間早くやってくれれば明日は楽なのにと思いながら、全日本の勝利を疑わず時間を過ごしてる。テレビは辻元清美さんの議員辞職で持ちきりだが、本人の”みんなやっているのに何で私だけが・・”というのもわかるような気がする。ネズミ捕りでつかまった時の”なんで後ろの車はそのままつかまらずに行ってしまい、おれだけが・・ウウーン・・・運が悪かった。”と同じ感覚だね。”先頭たって走ってたのが運のつきか・・次からは先頭は止めよう”と。清美さんも鋭く言い過ぎたのかも。真紀子さんが宗男さんを追い落とし、宗男さんを清美さんが追い落とし清美さんは多分、誰かの蜂の一刺しか?どうも日本の政治は人情・恨み・つらみの世界がしばらくは治りそうもない。この方が政策論争よりおもしろいし、それを望む国民か、それとも、政策で勝負する政治家が出てこないせいなのか。ワイドショーとしてみていればちょうどよい、日本の政治におじさんはせめてサッカーで全日本が勝ってくれる事だけをいのるのみだ。なんだかアルゼンチンに似てきたみたいだ。そういえば日本の国際信用度は破産状態のアルゼンチンと同じくらいらしい。あまりにも短かった”Japan As No.1”だった。頑張ってる若者も多いけど。
全てが右上がりの拡大を経験してきたおじさんは幸せだったな・・・。トルシエさんがほしい日本の総理大臣に。
(その73)お久しぶりね 020503
しばらくの間、盆栽の植え替えや何やらと忙しく、UPDATINGを休んでいた。この間にもアクセスしてくれる人が結構あり、うれしいものだ。アクセス数のランキングは何となく気になるものであるが、残念ながらSo-Netのほ行のランキングは6位を維持していたのが11位にランクダウンしてしまった。どなたかSo-Netからの人、たまにはみてね。ところで、盆栽の植え替えは3月から4月が適時で一部のものを除けば大丈夫である。今年はほとんどの鉢(といっても20鉢くらいだが)が2年目の植え替え時期にあたった。鹿沼で年代もののザクロを安く買ってきた。この鉢はを予想するに、大事に育ててきたおじさんが亡くなり数年ほったらかしとなり売りに出されたものの様子。樹勢は乱れ、肝心な根と樹幹には枯れがでてきて、このままでは風前のともし火であった。盆栽の趣味の無い人にとっては厄介ものの何者でもないということだろう。大事に育てていればかなりの価値があったのに。今年は無理だろうが来年ザクロがなったら紹介したい。
最近、盆栽は鉢植えとは違うことがわかった。盆栽は鉢が重要で、鉢のよさと植木のよさが調和したのが盆栽らしい。この定義からするとおじさんの盆栽もどきは全て鉢植えとなってしまう。
(その74) 日本も普通の国になったね 020512
パレスチナでは17や18歳の少女・少年が爆弾を抱えて自殺テロでなくなっている。パレスチナの問題はニューヨークの悲劇的なテロの問題との関連で述べた。彼等、彼女らをなぜあのような、想像もできない爆弾テロに走らせるのか?殺し合いによる憎しみが憎しみを作りさらに新たな憎しみを生む。やはり暴力による解決策は暴力を生み出すことしかないのか?シャロン首相、ちょっと考え直したら。
それに引替え、わが日本は不景気といいながらもなんと平和なことか? と思っていたら、最近は中国人が日本の田舎をねらっている。一昔前までは田舎に行けばカギをかける家や車のカギをかける人などいなかった。白バイで現金輸送車をだまし、3億円を奪ったあの3億円事件がなんとも懐かしい。今では現金輸送車が拳銃で撃たれ、現金が強奪される時代になってしまった。普通の国になってしまったらしい。年老いた老人の家がねらわれる時代になってしまった、おじさんも何とかしなければと思いながら。
(その75) 時効になった話(その1) 020517
ヨーロッパの国に行くとかなりしんどい。朝、家を出て飛行機に揺られほぼ一昼夜。ホテルに着くと大体夜の10時すぎになる。この時刻は日本では朝の6時ごろ。ちょうど前の日におきたころだ。途中の乗り換えが日本の朝3時ごろで、一番眠いときに眠れないで徹マン状態でホテルに着くことになる。部屋に入ると思わずベッドに倒れ込むこともある。
この日とまったホテルは、ある友人が窓からベランダに出て、思わず窓を閉めたところ自動ロックで外から部屋に入れず、ベランダに閉じ込められたことがある。日本語で助けてくれと叫びながら、通りががりの人に発見されて、危うく凍え死ぬところを助かった。いわくつきのホテルだった。ベランダに出るときは窓は閉めないようにしよう。・・・・・ その話を聞いたときは抱腹絶倒だったが・・・その後すぐに・・・。
夜遅く着いたその日はいつに無く長旅の疲れで部屋に着くなりベッドに入り込み寝込んでしまった。一寝したあと、トイレに起きた。半眠りでドアを開けて中に入った・・・つもりだったが、そこはなんか違う・・・ああ、下はカーペットだ。そこは廊下だった。
廊下と気が付いたときにはオートロックのドアは閉まっている。フロントでキーをもらってくれば何とかなるとおもいつつ、自分の姿を見て思わず絶句。半そでの白い下着とブリーフ一枚のみ。今日に限って、何と日本人的、おじさん的スタイルなのだ、足もはだしだし。アー・・・これにはまいった。カードキーはフロントに行かなければもらえない。泣きたくなるが助けてくれる人はいない。しかし、幸いなことに時間は遅い。下着を下まで引っ張り、何とかブリーフを隠し、エレベータに向かう。
エレベータからお客が降りてきた。男一人に女二人、隠れよう。”こいつらどういう組み合わせだ”と余計なことを考えつつ、何とかそのお客はやり過ごした。エレベータに乗り込むと直ぐにドアを閉めた。目的のフロントは一階にある。途中で乗り込む客の無いことを祈りつつ、冷や汗をかきながらエレベータは1階で止まった。直ぐにでる。フロントには若い女性が一人、下を向いてキーボードをたたいていた。ここはヨーロッパ、幸いなことにカウンターは高かった。肩から上くらいしか見えないだろう。しかしカウンターに近づくには10メートル以上ある。お客もいる。しばらくの間、エレベータの陰で様子をうかがう。そのうち、フロントの前を通って部屋にかえるプール帰りのタオルをかけた短パンの客がいた。あのお客にまぎれれば目立たないだろう。その客の後からそろそろとフロントのおねいさんに近づく。何も無かったように堂々とカードキーの再発行をお願いする。名前と部屋番号を言って無事再発行。うれしかったねー。おねいさん、下着姿の異様な格好に変な顔もせず、にっこりとGuten Nacht。こんな人もたまにはいるのかなー、馬鹿なやつがと思いながら一直線でエレベータに走る。この格好は見せられないねー、特に後姿は。部屋に戻るとすぐにパジャマをきて、着たことを何度も確認してぐっすりと眠った。翌日の仕事は無事成功を収めた、何事も無かったように。このことは誰も知らない。
今になって、よく考えれば、ほとんどのホテルでは出るときはドアを引き、入るときは押すようになっているのに。トイレに入るときは押したことを確認するのが癖になった、恥さらしの日本人は誰だ?
(その76) いよいよ始まった World Cup Korea/Japan 020601
今週はこれしかない! がんばれ日本