鶏足山(けいそくさん)

栃木県茂木町と茨城県七会村の県境にある、自然の多い山。430mと低いながら鶏足山からの眺めは、岩瀬方面の山並みが緑深い。ふもとにはゴルフ場の明るい緑の芝生とグリーンのコントラストがきれいに見える。ルートは茂木町の鮎田川沿いに登るルートをとった。鮎田川に沿ってゆくと電話中継所との分かれ道となる。川沿いの砂利道を行くと数台の駐車ができる広場がある。川沿いに踏み跡をたどり、鮎田川の源流に近づくと踏み跡が無くなり、ここからは立ち木につかまりながら一気に尾根道まで登る難所。尾根筋に出ると踏み跡と案内があり右に行くと焼森山方向で、鶏足山方面には左のルートとなる。尾根沿いにしばらく行くと踏み跡は無くなるが自然を満喫できる。やがて篠竹のトンネルをくぐりながら進む。ここではルートを間違えやすく、別尾根に行くと七会村に下りてしまう。七会村に下りてしまうと、駐車してあるところまでは、戻るのにタクシーで一時間以上かけて戻るか、400メートルの山をまた越えて戻るしかない。タクシーは多分無いだろうから足で登るしかない。七会村の林道沿いに登り、やがて最高点430mにつく。ここから鶏足山までは遠くない。途中にはピークが何箇所かあり、降りるところを間違えると途中で踏み跡がなくなる。事実遭難しそうになった。鶏足山には、鶏の足跡がついたような岩があるためこの名前がついたらしいが、不鮮明でよくわからない。ここで休憩を取った後、一気に電話中継所を目指す。時々鉄塔が見えるがなかなか近づかない。ピークを7つ越えてやっとたどり着く。ここからは舗装道路を下れば、元に戻る。電話中継所から鶏足山を往復するルートのが楽である。

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