『ギボウシ咲く山久保の里』 行川(なめかわ)源流

行川(なめかわ)は日光 東照宮から大谷川を挟んで南にそびえる鳴虫山(1104m)の南面を源流としている。思川の源流としてはもっとも北側に位置する。源流の鳴虫山は5月の連休ごろにヤシオツツジが満開となるハイキングコースがある。行川の源流部は日光から小来川温泉(おころがわ)に向う県道の峠より入るが峠は現在(05年)工事中で入るのは難しい。回り道をしながら山久保の集落に入る。小さな集落なのでなかなか見つけるのは難しい。集落を下ると、斜面に山百合が咲いている。

集落の途中には山久保稲荷神社がある。神社の石段を上ってゆくと途中にはヤブミョウガの可憐な花が群落して咲いている。さらに上ってゆくと直径が2mに近い大きな杉がある。

ヤブミョウガの群落

さらに集落を進むと畑は一面ギボウシが満開の花で迎えてくれる。このギボウシは多分庭園用に栽培されているものと思うが誰もすれ違う人はなくその目的は不明である。ギボウシノ畑は何面かあり同じように紫色の華麗な花を咲かせている。

ギボウシ畑をさらに進むと澄んだ思川の源流に行き当たりさらにこれを進むと道は砂利道で狭くなり戻ることが困難になるためここで探索は終了となる。軽四輪の4WDがほしくなる道がつづく。

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