男抱山(おだきさん)

 宇都宮市郊外にある標高338メートルの低山。U字型に峰が連なる。U字の中心には金毘羅神社が祭られている。車は近くのろまんちっく村に置かせてもらおう。大きな駐車場がある。ろまんちっく村から国道293に沿って500メートルくらい北上すると、登山道の入り口が左側にある。森の中を道沿いに行くと神社に突き当たるが、ここでは右側の登山道を登る。急なのぼりを過ぎるとやや平坦な峰にあがる。さらに上ると、ヨーロッパの中世の砦のような男抱山東峰につく。注意して岩の上に上れば、頂上には休憩する場所があり、ここで休憩しよう。岩の上からは360度のパノラマ。晴れた日は関東平野が見渡せる。東峰からは尾根沿いに行けば西峰(富士山)に着く。富士山は大きな平坦な岩が頂上で、岩の上には長い間かろうじて生きてきた小さな男松が生えている。誰かが手入れしたのか、枝ぶりはよい。ここからの眺めもすばらしく、北西の山の間から、晴れていれば、日本100名山の皇海山が見える。岩の間をくぐりながら尾根沿いに下山すると、やがて、神社の手前で、きた道に合流する。ゆっくり歩いて2時間のコース。帰りにはろまんちっく村の温泉で一風呂浴びれば、疲れもストレスも開放できる。ろまんちっく村の地ビールは格別おいしい。

男抱山山頂

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