残された川跡
人に歴史があるように、川の流れにもその歴史がある。川の歴史は、地図によって町や村の境界を調べることでわかる。今ではほとんどまっすぐな川も、町や村の境界は昔のまま残っている事が多い。境界が川をまたいで両側に行ったり来たり、蛇行している。この境界が過去の川筋で、その多くは田畑になって今では、どこに川があったのかわからないところが多い。まれであるが、その名残が現在でも残されている数少ない場所が思川や姿川に残されている。
珍しく残された川跡は、今では三日月湖となって田畑の中で、孤独に昔を偲ばせている。残念ながら、その多くは無残にもごみ捨て場となり下がりつつある。いずれは無くなる運命かもしれない。思川と姿川に『残された川跡』として、今も残る『三日月湖』をたずねた。
@ 旧思川 (野木町)A 旧思川 (小山市生井)B 赤ボッケ (小山市飯塚)
C 関沢 (石橋町)D 下幕田 (壬生町−宇都宮市)E 幕田町 (壬生町−宇都宮市)
おまけは途中で見つけた不思議なもの。これは何だろう? 知ってる人は教えてください。